タイの国技といえばムエタイですが、いざムエタイ観光で調べてみると1000バーツ以上とそこそこ良い値段がします。それほどムエタイが好きなわけでもなく、興味本位で見てみたいだけのムエタイに1000バーツはちょっと高いなと躊躇していたんですが、実はチャンネル7ボクシングスタジアムなら毎週日曜日限定で無料でムエタイを見ることができます。
今回はチャンネル7ボクシングスタジアムに行ってきたのでレポートします。
チャンネル7ボクシングスタジアムとは
チャンネル7ボクシングスタジアムはその名の通りチャンネル7というテレビ局が保有するボクシングスタジアムです。このスタジアムで行われる試合が毎週日曜日の14時頃から生放送されており、その際のオーディエンスとして無料で入場できるようになっています。
スタジアム内には現在の番組の放送状況も映し出されていました。
毎週日曜日のタイ人の楽しみがムエタイというのは意外でした。大阪でいうところの吉本新喜劇のような存在みたいです。
ちなみに、ムエタイの時間は時期によって多少前後している可能性があります。チャンネル7ボクシングスタジアムの公式サイトで今週日曜の試合が何時から行われるかは公開されていますので事前にチェックしておきましょう。
チャンネル7ボクシングスタジアムへのアクセス
チャンネル7ボクシングスタジアムはBTSの終点のMo Chit駅から徒歩10分ほどのところにあります。タクシーで行ってもいいんですが、バンコクの日曜お昼時の渋滞は地獄なので電車で行くのがおすすめです。
電車はタクシーより大変ですがMo Chit駅は終点なので徐々に人が減って座れるようになります。
タクシーで行きたい人はアプリのGrab Taxiを使うのがおすすめです。
Mo Chit駅4番出口をスルーして奥へ
駅に到着したらまず4番出口の看板を見つけて、4番出口で出ずに更に奥に進みます。
そのまま遊歩道を進みます。
奥の青いビルを目印に進むとわかりやすいです。
歩道橋を降りたら街路樹に沿って進みます。
ここを右に曲がります。
右に曲がると先ほどの青いビルが目の前に現れます。ここまで乗ってきたBTSの本社っぽいです。
BTS本社をスルーして更に進むと左側にお目当てのチャンネル7ボクシングスタジアムが見えてきます。
チャンネル7ボクシングスタジアムの目の前にはたくさんの売店が並んでいました。ここまで10分ほどですがかなり熱かったので少しここで休憩します。
チャンネル7ボクシングスタジアム入場
気を取り直して入場します。ボクシングスタジアムに入場します。
随所に看板があるので、看板に従って進めば大丈夫です。というかほかの人についていけば大丈夫です。
ここまで特に係員の誘導などはありません。淡々と進みます。
更に奥へ奥へ。ゲートを超えてからが結構長いです。
もう近いです。トンネルの向こうがスタジアムの入り口です。
飲み物は持ち込めません。多分熱狂した観客が水をかけないようにだと思います。食べ物は大丈夫です。
ここが入り口です。サングラスもNGなので服にかけました。
チャンネル7ボクシングスタジアム入場後
入場できました。お金がかからないかひやひやしていましたが本当に無料でした。ウェブの情報に感謝。
外国人は椅子に座ることはできないっぽくて、外国人用のリング前のエリアまで誘導されました。
30分前に到着した時は結構すいていましたが、試合開始が近づくにつれて満席になります。
会場内はエアコンがかかっていますが全く間に合っていません。死ぬほど暑いです。
壁にはプロジェクターでスタジオの様子が映し出されています。14時半からこのスタジアムの生放送が始まります。
生放送開始1分前の選手と司会がスタンバイします状態がこちら。いよいよ試合が始まります。
試合は超退屈
試合の様子はYoutubeに上げるのでそちらを見てもらった方が良いです。基本的には首相撲ばかりで殴り合いは少なく、見世物としては面白くありません。
ただ、会場側は賭けを行っているので、パンチ一発ごとにものすごい感性が上がります。
また、1ラウンドが終わるたびに賭けが行われるので、試合の面白くなさとは裏腹に会場はどんどんヒートアップします。
熱中症に注意
あまりにも会場が暑すぎて途中で後ろに立っている白人女性が倒れました。その女性は彼氏と一緒に会場を後にしました。
退出自由
しばらく試合を眺めていましたが、特に面白くないので20分ほどで退場して帰路につきました。
チャンネル7ボクシングまとめ
試合は別に面白くなかったというのが正直な感想ですが、アマチュアの試合なので多分こんなもんです。いずれにせよタダでムエタイを見れるコスパの良さはありがたいです。
今後もう見に行くことはありませんが、一度生で試合を見ることができたのが収穫でした。
チャンネル7ボクシングスタジアムの注意点は下記。
- 時間を確認する
- 15分前ぐらいで良い
- 飲み物は持ち込めない
- とにかく熱いから熱中症に注意
ツアーとか有料でムエタイを見るのは簡単ですが、無料にするために色々と工夫するのも面白いです。日曜日が開いているのでチャンネル7ボクシングスタジアムを目的地に設定してみるのもおすすめです。